初心者が知っておきたいウェットスーツ8種類を解説!それぞれの特徴や使用時期について紹介!

サーフィン
サーフィン初心者
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ウェットスーツを購入したいけど、
種類がたくさんあってどれを買ったらいいか分からないな…

どんな種類があって、どれを買ったらいいか教えてほしい!

 ウェットスーツは、大きく分けて8種類に分類されます。
初心者の方は、どれを買ったらいいか迷う方も多いと思います。

この記事を読むと、以下の内容がわかります。

・ウェットスーツ8種類について
・時期や水温に適したウェットスーツ
・初心者におすすめするしウェットスーツの種類

サーフィン歴15年「三度の飯よりサーフィンが好き」なサーフィンオタクの私が、初心者の方が知っておきたいウェットスーツに関する情報をわかりやすく解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

ウェットスーツ8種類について

フルスーツ

 フルスーツは、長袖長ズボンが繋がっているタイプです。


フルスーツの中にも、ウェットスーツの厚さが異なる5mmフルスーツ、3mmフルスーツや真冬に使用するドライスーツなどがあります。

ウェットスーツの生地の厚さは、海水温に応じて使い分けます。

フルスーツの特徴は、「保温性」と「安全性」です。

普段みなさんが着ている洋服で考えてみてください。

長袖長ズボンタイプは、全身を覆うため、他のものに比べて保温性に優れています。


また、露出している肌が少ないため、万が一、サーフィン中にサーフボードが当たったり、海底の岩で体を擦ったりした場合に体を守ってくれる役割を果たします。


そのほかにも、海の中にいるさまざまな生物から身を守ってくれる働きもするためとても重要です。

代表的なものは、クラゲです。

フルスーツを使用していれば、クラゲに刺される心配が他のタイプのものと比べて、グッと下がります。


初心者の方は、まずは、フルスーツの購入をおすすめします。

個人的には、日焼け対策として、真夏でも薄手のフルスーツを着用します。

シーガル

 シーガルは、上が半袖、下が長袖の繋がったタイプです。


シーガルの特徴は、「外気が温かい日に使用する」点です。

波待ちをしている際は、上半身が海水から外に出ているため、外気が温かい日や風が弱い日に着用しましょう。

個人的には、海水温や気温が高くなる夏前の時期にあると便利ですが、「ないと困る」というものでもありません。

正直、フルスーツで代用できてしまうため、サーフィンを頻繁に行うようになり、「自分には必要だ」と感じるまでは、購入する必要はないです。

スプリング

 スプリングは、半袖半ズボンの繋がったタイプです。

主に、夏場などの海水温と気温が共に高い日に着用します。

年間を通して出番が少なく、シーガルでは少し暑いなと感じる日に使用する程度です。

ロングスリーブスプリング(ロンスプ)

 ロングスリーブスプリング(ロンスプ)は、長袖半ズボンの繋がったタイプです。


海水温が高い時期でも、風が強かったり、少し気温が下がる朝などに使用します。

また、夏場に、「足はいいけど腕は日焼けしたくない」という女性の方が着用している姿をよく見かけます。

デザイン的にも特に女性から人気が高いです

ロングジョン

 ロングジョンは、ノースリーブ長ズボンの繋がったタイプです。

ロングジョン一枚だと、夏場の時期に使用しますが、ロングジョンにタッパを重ねて着ることで、フルスーツと同様の使い方をする人も多いです。

また、海水温や気温に応じて、タッパの前のチャックを開けて調整する方もいます。

個人的には、ロングボーダーが前チャックを開けながら、爽快にタッパをなびかせながらサーフィンを楽しむ姿は、スタイリッシュで憧れます。

ショートジョン

 ショートジョンは、ノースリーブ半ズボンの繋がったタイプです。

夏場にショートジョン単体での使用もありますが、ロングジョン同様にタッパと合わせて使用する方が多いです。

正直、15年以上サーフィンを続けている私ですが、使用したのは2回程度です。

「今日は、ショートジョンがベストな日」という日は、年間を通してもほぼありません。

大体の日は他の種類のウェットスーツで代用できるため、必要度は低いです。

ワンピース

 女性用のショートジョンです。

海外では使用している女性も多いですが、日本では真夏に時々見かけます。

日焼けを気にしない女性や、むしろ日焼けをしたい女性におすすめです。

タッパ

 上着のみのタイプになります。

真夏に海パンと合わせたり、ロングジョンやショートジョンと重ねたりして使用します。

タッパも種類が多く、フロントジップ、サイドジップ、バックジップ、チャックがないかぶるタイプ、半袖、ノースリーブなどさまざまです。

タッパは、さっとすぐに着れるため、着替えやすさや手軽さはとても重宝します。

水温に応じたウェットスーツ

0〜10℃

 海水温が10℃以下の場合、基本的にはドライスーツの着用をおすすめします。

ドライスーツには、ブーツ一体型のものがあり浸水はほぼないため、保温性にはかなり優れています。

その反面、動きづらく、動作性には少し課題がありますが、慣れてくると問題なく使用できます。

海水温10℃以下での長時間のサーフィンは、体が芯から冷えてしまい、思うように動かなくなってしまうこともあります。

機能性よりは、保温性や安全性を優先したウェットスーツ選びをおすすめします。

10〜15℃

 海水温が10〜15℃の場合は、フルスーツ5mmをおすすめします。

10℃〜15℃での体感としてはかなり冷たいため、保温性に優れたウェットスーツが必要です。

外気温が低く、風が強い、太陽が出ていないような日には、真冬用のドライスーツを着用するのも選択肢の一つです。

サーフィンを楽しむ日のコンディションに合わせて選びましょう。

15〜20℃

 海水温が15℃〜20℃になってくると、寒すぎず、暑すぎず、快適にサーフィンが楽しめます。

15〜20℃の海水温では、フルスーツ3mmがおすすめです。

私が住む千葉県では、海水温的にもフルスーツ3mmを使用する頻度が多くなります。

特に千葉南方面は、海水温が比較的高く、私の知人は1年を通してフルスーツでサーフィンを楽しむ強者もいます。

20〜23℃

 20℃以上になってくると、フルスーツ以外にもシーガルやロングスリーブスプリングを使用する人も増えてきます。

ウェットスーツ選びには決まりはないため、ご自身の体感する感覚や優先するポイントなどによって、使用するウェットはさまざまです。

私は体を冷やしたくないため、確実に快適にサーフィンが楽しめるウェットスーツを選ぶようにしています。

23〜25℃

 23〜25℃になってくると、フルスーツでは少し暑いと感じる人も多いです。

その場合は、スプリング、ロンングスリーブスプリング、ロングション、ショートジョンなどを使用します。

ロングジョンやショートジョンを使用する方は、合わせてタッパを準備する方が多いです。

サーフィンの途中で風が強くなってきて肌寒く感じたらタッパを着たり、気温が高くなってきたらタッパを脱いで調整したりと臨機応変に対応できます。

25℃以上

 25℃以上になると、ショートジョン、タッパ、ワンピースで入る方が多いです。

開放的に身軽にサーフィンができるのは、気持ちが良いです。

しかし、クラゲなどの海の生物には注意しましょう。

クラゲはおおよそ25℃以上になるとサーファーの近くに現れるため、注意が必要です。

クラゲ対策用の体に塗る日焼け止め等も販売されていますが、体に塗っていても何度も刺されたことがあります。

確実なのは、肌を覆うことです。

つまり、夏でもウェットスーツの着用をおすすめします。

※あくまで海水温での目安です。地域や季節、その日のコンディション(天候や風)によって異なります。

まとめ

 種類の多いウェットスーツですが、全て揃える必要はありません。

入る地域や季節、海水温、その日の天候によって適切なウェットスーツは異なります。

その中でも、初心者の方が最初に購入するおすすめのウェットスーツは「3mmフルスーツ」です。

ウェットスーツの中でも使用できる時期が長く、頻度も一番高い種類です。

「冬から始めたい」という方ではなければ、フルスーツを準備しておけば、失敗しないしょう。

「保温性」「機能性」「安全性」を考慮したウェットスーツを正しく選び、快適なサーフィンを楽しんでみてください。

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