
サーフボードを購入したいけど、種類が多くて何を買った良いわからないな…
どんなものを買ったらいいか知りたい!
サーフボードには、たくさんの種類があります。
そのため、初心者の方は「何を買ったらいいのかわからない」と感じる方も多いです。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・知っておくべき3種類のサーフボードについて
・初心者におすすめする最初の一本について
サーフィン歴15年「三度の飯よりサーフィンが好き」なサーフィンオタクの私が、最低限知っておくべきポイントを絞って解説します。
どの種類のサーフボードが自分に合っているか参考にしてみてくださいね。
サーフボードの種類

サーフボードは、長さによって大きく3種類に分かれます。
ご自身がどのようなサーフィンをしたいのか、今後目指したいのか、によって乗り分ける必要があります。
それぞれの特徴について確認していきましょう。
ショートボード

一般的にショートボードと呼ばれるサーフボードは、長さが198㎝(6ft6inch)までのものです。
サーフボードの種類の中で、一番短いボードになります。
ショートボードは、2020年の東京オリンピックの競技種目としても採用され、最も競技人口が多い、人気の種類です。
特徴は、小回りが利く、アグレッシブな動きができる点です。
ボードが短いため、板を動かしやすく、他の種類のボードに比べて、扱いやすくなります。
その反面、安定性は低く、慣れるまでは苦労する方も多いです。
板の上に立つまでは他のボードより時間を要しますが、継続して練習すればとても楽しめるサーフボードです。
また、手軽に持ち運べる大きさというのも魅力の一つです。
軽自動車でも十分に積めるので、とても便利です。
ロングボード

ロングボードは、一般的に274cm(9ft)以上の長さのサーフボードです。
ショートボードとは対照的に、小回りやクイックなターンは難しいですが、ゆったり波を感じながらサーフィンを楽しむことができるサーフボードです。
板が長く、幅があることで安定性にもとても優れています。
そのため、年齢を重ねても楽しめるボードです。
ロングボードは、板の上に立つことだけで考えると、そこまで時間は要しません。
初めてサーフィンをする場合でも、ロングボードならすぐに立てる人もいます。
この話を聞くと「ロングボードは簡単」というイメージをもつ方もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
ボードが大きい分、小手先だけのテクニックではボードをコントロールできません。
また、板の上を歩く「ウォーキング」や板の先端に立つ「ノーズライディング」など、難易度の高い技もあります。
とても奥が深く、魅力的なサーフボードです。
ファンボード(ミッドレングス)

ファンボード(ミッドレングス)は、198cm~274cm(6ft6inch~9ft)の長さのボードです。
ショートボードとロングボードの中間というイメージでよいでしょう。
ショートボードよりも安定性が高く、ロングボードよりも取り回しが手軽にできる、言わば「オールラウンド」なサーフボードになります。
そのため、3種類の中で一番汎用性が高いサーフボードです。
その理由は、サーフボードの長さや幅、厚さ、形によって、ショートボードのような小回りの利く、クイックなターンを楽しめたり、ロングボードのようにゆっくりまったり波に乗ったりできるからです。
サーファーの目指すサーフィンやスタイルに合わせて、選べる点がファンボード(ミッドレングス)の魅力です。
最近では、初心者の方や女性サーファーにも人気があり、海でもよく見かけるようになりました。
☆三種類のサーフボードの特徴について表にまとめましたので、ご覧ください。
ショートボード | ロングボード | ファンボード(ミッドレングス) | |
安定性 | △ | ◎ | 〇 |
クイックなターン | ◎ | △ | 〇 |
小回り | ◎ | △ | 〇 |
ゆったりさ | △ | ◎ | 〇 |
手軽さ | ◎ | △ | 〇 |
板の上に立つ難易度 | △ | ◎ | 〇 |
※種類に関わらず、板の厚さや幅によって特徴は変わります。おおよその目安として参考にしてください。
初心者が最初の一本に選ぶおすすめのサーフボードを紹介

初心者の方が、最初の一本に選ぶおすすめのサーフボードは、ファンボード(ミッドレングス)です。
初心者の方にとって一番大切なことは、とにかく波に乗ることです。
サーフィンの楽しみ方は人それぞれで、決まりやルールは一切ありません。
板の上に立つだけがサーフィンではなく、ボードに寝そべって波に押されたり、座ったままの姿勢で乗ったりしても楽しめます。
そこで大切なのが波に押されて「楽しい」と感じる機会を少しでも多く増やすことです。
せっかく海に行くなら、波に乗れる本数が多い方が楽しめます。
大変な思いをしたり、苦しい思いをしたりするために海に行っているわけではないですよね。
その点では、一番安定性の高いロングボードもよいですが、手軽さや取り回しの良さを考えるとファンボード(ミッドレングス)がおすすめです。
最近では、性能の高いスポンジタイプのサーフボードもあります。
ボードにぶつかってけがをするリスクも低くなるため、初心者には特におすすめです。
まとめ
今回紹介した3種類は、最低限知っておきたい種類のサーフボードです。
さまざまな特徴のサーフボードがあるので、最初は波にたくさん乗る機会を増やして、サーフィンの楽しさを感じられるようにしましょう。
ある程度、経験を積んでから自分がどんなサーファーになりたいのか、どんなサーフィンを目指したいのかに応じて、適切なサーフボードを選ぶことをおすすめします。
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