
リーシュコードってどうして付けるの?
正しい付け方について知りたい!
たくさん種類があってどれを選べばいいかわからない…
サーフィンをする上でリーシュコードは、
サーフボードと私たちの体をつなぐ大切なアイテムです。
私もサーフィンを始めた頃は、
「なんで付けなきゃダメなの?」
「正しく付けられているか不安…」
「種類が多くて選べない」
「足に絡まって嫌だな」と感じていました。
この記事を読むと、以下の悩みが解決できます。
・リーシュコードの役割
・リーシュコードの正しい付け方
・リーシュコードの種類
・クセがつかないリーシュコードの管理方法
「三度の飯よりサーフィンが好き」なサーフィン歴15年のサーフィンオタクの私が、
初心者の方にわかりやすく解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
リーシュコードの役割について
リーシュコードを付ける主な理由は、以下の2つです。
自分の命を守る
サーフィン中は、自分の体以外に頼りになるものはサーフボードしかありません。
そのサーフボードが万が一流されてしまったら、はるか沖から自力で泳ぐことになります。
波が高い日や流れが強い日に、最悪の事態にならないためにも、自分の体とサーフボードをつなぐリーシュコードは必ず付けましょう。
他のサーファーに怪我をさせない
万が一、サーフィン中にサーフボードが流されてしまったら、そのサーフボードはどうなると思いますか?
波は、沖から岸に向かって動いているため、サーフボードも岸に流されていきます。
その間に、他のサーファーに当たってしまったら、大怪我につながります。
自分の身を守ることはもちろん、サーフィンを楽しむ他のサーファーの迷惑にならないように、リーシュコードは必ず付けましょう。
また、付けることはもちろんですが、サーフィンの前に、リーシュコードの状態について確認することも大切です。
古くなっていたり、傷んでいたりするリーシュコードでは意味がありません。
見た目の変化がなくても、1年程度で交換することをおすすめします。
・自分の命や他のサーファーを守るためにも、必ずリーシュコードは付ける
・サーフィンの前に、リーシュコードの状態について必ず確認する
・見た目に変化がなくても、1年程度でリーシュコードを交換する
リーシュコードの正しい付け方
リーシュコードとサーフボードの接続方法について解説します。
サーフボードとリーシュコードを付ける際に、必要となるものがこの紐です。

サーフィンをする前は、リーシュコードと合わせて紐の状態も、必ず確認するようにしましょう。

まずは写真のように紐を通します。

紐が一つの輪っかになってしまうと

リーシュコードをつけた際に、サーフボードに紐が擦れてしまい、サーフボードの破損や紐の痛みにつながります。

必ず二つの輪っかにして、紐を取り付けましょう。

ここからは実際の付け方です。
まず写真のように二つの輪にリーシュコードを通します。

次に、通した箇所を折り返してマジックテープ同士を張り合わせます。

その後は、重ねるように、上から貼り合わせていきます。

これでリーシュコードをサーフボードに取り付ける工程は完了です。

写真のように、紐がサーフボードに干渉しないように取り付けることができます。
リーシュコードの種類
サーフボードの長さを基準に、リーシュコードの長さを選ぶようにしましょう。
下記の表は、「サーフボードの長さを基準としたリーシュコードの長さ目安」を表したものです。
サーフィンは、長さの単位をftで表記することが多いので、初心者の方は、参考にしてください。
サーフボード | リーシュコード |
~5ft(152.4cm) | 5ft (152.4cm) |
5’0~6’0ft(152cm~182.9cm) | 6ft (182.9cm) |
6’0~7’0ft(182.9cm~213.4cm) | 7ft (213.4cm) |
7’0~8’0ft(213.4~243.8cm) | 8ft (243.8cm) |
8’0~9’0ft(243.8cm~274.3cm) | 9ft (274.3cm) |
9’0~10’0ft(274.3cm~304.8cm) | 10ft (304.8cm) |
10’0~11’0ft(304.8cm~335.3cm) | 11ft (335.3cm) |
11’0ft~(335.3cm~) | 12ft (365.8cm) |
リーシュコードは、長さだけでなく太さにも種類があります。
一般的には5mm〜8mmのものがあります。
リーシュコードの太さは、強度に関わることはもちろん、水の抵抗にも影響します。
プロサーファーなどの競技者は、できる限り水の抵抗を抑えるために、一番細い5mmを使用します。
日本の波であれば、基本的に5mmで十分ですが、安全性を重視する初心者の方は、7mm前後のものを選ぶことをおすすめします。
7mmのリーシュコードであれば、よっぽどのことがない限り切れる心配はありません。
クセがつかないリーシュコードの管理方法
リーシュコードは、管理の仕方が悪いと、強い負荷に耐えられず切れてしまったり、コードにクセがついてしまい、サーフィン中に足に絡まったりするトラブルの原因になります。
正しい管理の仕方について知っておきましょう。
使用後は、リーシュコードについた海水を、水道水で必ず洗い流す
海水がついた状態のまま放置しておくと、足首のマジックテープの強度が落ちたり、スイベルの金具が錆びてしまい、そこから切れやすくなります。
必ず使用後は、毎回水道水で洗い流すようにしましょう。
吊るした状態で保管する
丸まった状態で保管すると巻きぐせがついてしまい、サーフィン中に足に絡まることがあります。
必ず、使用後は吊るした状態で保管しましょう。
できればリーシュコードが、一直線になるように吊るすのがおすすめですが、難しい場合は二つ折りにして吊るしましょう。

・リーシュコード使用後は、必ず水道水で毎回洗い流すようにする
・できればリーシュコードが、一直線になるように吊るして保管する
まとめ
自然の中で楽しむからこそ、魅力的なサーフィン。
しかし、自然は時として、私たちの想像を越える恐い一面も兼ね備えています。
だからこそ、正しい知識を深めることが大切です。
自分だけでなく他のサーファーと共に、安全に楽しくサーフィンができるように、
適切な種類のリーシュコードを選び、正しく使用しましょう。
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